冬シーズンになるとスタッドレスタイヤなり、タイヤチェーンで雪対策を行っていかないといけません。
ただ、スタッドレスタイヤには寿命があり、今まで使用していたものに履き替えるだけでは本来の効果を発揮できなかったりします。
なので今回はスタッドレスタイヤの寿命の見方について紹介していくので参考にしてみてくださいね。
スタッドレスタイヤの寿命はどれくらい?
まず、スタッドレスタイヤの寿命ですが約5年ぐらいです。
日本自動車タイヤ協会では、タイヤ自体の寿命は「製造後10年」と言っているそうですが、タイヤは使用しなくてもゴムの部分が劣化します。
溝の深さで寿命を見たりしますが、溝の深さが大丈夫であればスタッドレスタイヤの効果をしっかり発揮してくれるということにはならないんですよね。
5年を経過した時点でスタッドレスタイヤの効果も半減するというデータも実際に出ているみたいなので覚えておいてください。
ただ、スタッドレスタイヤの寿命がわかったからといって、実際に自分が利用しているスタッドレスタイヤが寿命がどうか見分けるにはどうすればいいんだ?って話になりますよね。
なので、スタッドレスタイヤの寿命の見方について、次に説明してきます。
スタッドレスタイヤの寿命についてはこちらの記事でも紹介しているので参考にしてみてください。
スタッドレスタイヤの寿命の見方は?溝が大事?
今まで使用していたスタッドレスタイヤの寿命の見方は大きく分けると2つのポイントがあります。
そのポイントが、
①スタッドレスタイヤの溝の深さ
②スタッドレスタイヤの使用年数
この2点になります。
①スタッドレスタイヤの溝の深さ
スタッドレスタイヤの溝の深さでの寿命の見方ですが、「スタッドレスタイヤのプラットホーム部分」を見て確認するようになります。
「プラットホーム」の部分ってどこなのよ?って話になると思うので、以下にプラットホーム部分の画像を載せます。

まず、上記のようにタイヤの側面に△や↑といった印が付いていて、この先にプラットホームがあるよって目印があります。
そして、その先に下の画像のように一箇所だけ凸のような形になっている部分があります。

これがプラットホームになります。
スタッドレスタイヤの溝の深さの半分の位置ぐらいまでプラットホームが出っぱっていて、走行を繰り返していくうちにタイヤがすり減りこのプラットホームが道路の接地面に出てくるようになります。
このプラットホームが出てきたらスタッドレスタイヤの寿命がきたということで見分けるわけです。
このプラットホームが出てきたら、雪道で本来の効果を発揮することができないので、交換するようにしてください。
まだ大丈夫だろうとタイヤ交換を先延ばしにすると事故の原因にもつながるので注意してくださいね。
ただ、スタッドレスタイヤには色々種類があるので、どのタイヤにすればいいか悩みますよね。
そんな場合は人気のスタッドレスタイヤのランキングからレビューなどを参考にして購入するのが間違いないでしょう。
人気のスタッドレスタイヤはこちらで確認してください。
②スタッドレスタイヤの使用年数
2つ目のポイントはスタッドレスタイヤの使用年数になるんですが、なぜ使用年数が重要なのかというと、スタッドレスタイヤの素材のゴムの状態が重要だからです。
スタッドレスタイヤの本来の効果を発揮するためには、素材のゴムが柔らかい状態じゃないといけません。
このゴムはスタッドレスタイヤの使用有無に関わらず、年数がたつと劣化し硬化していきます。
このゴムが硬くなるのが問題。
雪が積もっている道や凍結した道を走る時には、タイヤと道路の接地面での食いつきが重要になります。
しかし、ゴムが硬くなることが原因で、この食いつきが悪くなって雪道での止まりが悪くなってしまうんです。
なので、先ほど紹介したプラットホームまで溝がまだ残っているからと言って、同じスタッドレスタイヤを使用し続けると、雪道で止まることができなくなったりします。
あれ?なんか止まりが悪くなったな?と少しでも感じたら、溝が残っていたしとしても早めの交換を検討したほうがいいでしょう。
ゴムが硬くなっているのを見分けるには?
まず、スタッドレスタイヤのゴムが硬くなるのを少しでも遅らせるためには、スタッドレスタイヤの保管方法が重要になってきます。
使用年数が1〜2年でも保管方法を適当にしていれば、タイヤの寿命は一気に短くなり、すぐ交換が必要というケースも出てきます。
スタッドレスタイヤの保管方法についてはこちらで紹介しているので一緒に確認しておいてください。
ただ、保管をしっかりしていても、どうやってゴムの硬さを見分けるのか?って話になりますよね。
このゴムの硬化状態は目で判断もできなければ、実際にタイヤを触ってみて状態がわかるわけでもありません。
スタッドレスタイヤのゴムの硬さをはかる専用の計器で確認が必要になります。
この専用の計器は「タイヤ硬度計」といって、ネットで販売もされてありますし、タイヤ専門店などにもあったりします。
タイヤ硬度計は以下のようなものです。↓↓

ただ、このタイヤ硬度計でタイヤの硬さを測ることはできるんですが、結構いい値段します。
なので、おすすめなのはお店で硬さを測ってもらうこと。
と言っても、毎年スタッドレスタイヤは必要だし、お店にわざわざ行って測ってもうらうのも面倒な場合は購入も検討してみるといいですよ。
スタッドレスタイヤの寿命の見方まとめ
スタッドレスタイヤの見方を紹介していきましたが、約5年と結構寿命が短い。
雪国では必須のアイテムですが、結構出費が痛いですよね。
でも、スタッドレスタイヤの交換を先延ばしたがために、雪道でスリップしてしまい事故・・・なんてことになったら命の話にもなってきます。
かなり大きい出費になってしまいますが、自分が事故しないため、他のドライバーを怪我させないためにも、スタッドレスタイヤのメンテナンスは欠かさないようにしてください。
自然が相手なのでどうしようもない時もありますが、それぞれがしっかり知識をつけて対策をすることで事故を防ぐ原因になると思いますので、しっかり寿命の見方は覚えておいてくださいね!
もし、スタッドレスタイヤの保管場所に困っている場合は業者やカーショップが提供しているトランクルームサービスについて別記事で紹介しているので参考にしてみてくださいね。
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