非金属タイヤチェーンは出す速度で耐久性が決まる?

非金属タイヤチェーンの耐久性ですが、取り付けするにあたり、どのぐらいの耐久性があるのか気になりますよね。

非金属タイヤチェーンは決して安くないので、取り付けして間もないのに切れてしまったら、お金をドブに捨てたような感覚になってしまいますからね。

今回はこの非金属タイヤチェーンの耐久性と耐久性は車の速度によって変わってくるのか?ということをお伝えしていこうと思います。

スポンサードリンク




非金属タイヤチェーンの耐久性は?

 

まず非金属タイヤチェーンについてですが、素材がゴムなので必ず劣化していくので、もって5年ということろでしょう。

 

耐久性については一般的には金属製タイヤチェーンよりも劣ります。

 

ただ、その非金属タイヤチェーンでどんな道を走るのか、どのぐらいの距離を走ったのか、走った後のお手入れ、保管方法で耐久性や寿命が変わってくるので注意してください。

 

非金属タイヤチェーンの速度はどこまで出せる?

非金属タイヤチェーンの速度ですが、時速50kmまでは出してもOKという方もいるようですが、時速50kmも出してしまうと摩耗が早まる上に、走行中にタイヤチェーンが切れる可能性が一気にアップします。

 

JAFでも以下のような注意喚起がされています。

チェーンも高性能になり、また道路の整備状況もアップし、雪道も昔ほどの驚異はなくなってきています。そこで、ついスピードをあげる人もいるかもしれません。
しかし、所詮、タイヤチェーンはタイヤの補助具にすぎません。いくら、タイヤにフィットさせるように装着しても、タイヤは高速回転しており、遠心力はタイヤチェーンにも働いています。走行中は、必ずタイヤとチェーンは離れているものと考えてもよいでしょう。
したがって、スピードを出しすぎるとチェーンが切れてしまうことが十分にあり得るのです。金属製チェーンでは30km/h以下、非金属製チェーンでは50km/h以下がスピードの目安です。

引用元:http://www.jaf.or.jp/dguide/advice/plan2/

 

JAFでは、非金属製チェーンの場合だと時速50km以下と言われていますが、個人的には30km〜40kmの間に速度は抑えたほうがいいと思います。

 

タイヤチェーンをつけていても、路面の状況は各場所で全く変わってきます。

 

ただ雪が積もっているだけのところもあれば、凍結している箇所もあるし、ブラックアイスの場所もあります。

 

走り続ければ路面の状態が変わるのに、時速50kmも出したら危険ですし、ただ単純に雪道を走るのにスピードの出し過ぎです。

 

非金属製チェーンをつけているから大丈夫という感覚で、速度はどこまで出せるのか?という意識でいるより、速度は40kmを超えないようにしようという意識で神経を使った運転のほうが、安全に走行できると思います。

 

非金属タイヤチェーンの耐久性が落ちないための対策は?

 

非金属製チェーンの耐久性を落とさないための対策を紹介します。

 

ホイールスピンを避ける

車種によって変わってきますが、エンジンのパワーが大きくなればなるほど、少しアクセルを踏んだだけでタイヤが空転する可能性が大きくなります。

タイヤの空転が原因でチェーンが損傷したり外れたりする原因にもなります。

また、車が前進しないからといってアクセルを踏みすぎると、これまたタイヤの空転の原因になります。

なので、車が進まない状況になっても、アクセルはゆっくり踏むようにしてください。

MT車(ミッション)の場合は、2速の状態でゆっくり進む感じになります。

 

急発進、急ブレーキ、急ハンドルは避ける

文字通り、車の運転で「急」がつく走りはタイヤチェーンに余計な力がかかり、耐久性を落としたり、寿命を縮める原因になります。

特に、雪がない道で「急」がつく運転をすると、非金属タイヤチェーンの耐久性を一気に落としてしまい、最悪チェーンが切れたり使用できない状態になるので注意してください。

 

非金属製チェーンの取り扱い説明書をしっかり見る

かなり当たり前のことなんですが、非金属タイヤチェーンに限らず、なんでも取扱い説明書が必ず付属されています。

使用者の意見を聞くの大事ですが、まずは今持っている非金属タイヤチェーンの性能がどんなものなのか、どんなことをしたらいけないのか、必ず取扱い説明書に記載があるので、そこを熟読してください。

この作業をするのとしないのでは、非金属タイヤチェーンの扱い方がまるっきり変わるので、取扱い説明書は一番最初に確認するようにしてくださいね。

 

非金属タイヤチェーンは出す速度で耐久性が決まる?まとめ

 

非金属タイヤチェーンの耐久性と速度に関してお伝えしていきましたが、タイヤチェーンはあくまで補助器具なので、長距離を走るのはおすすめできません。

 

速度についても、どのぐらい出せるかを考えるより、雪道では速度は出さないを徹底したほうが自分の命を守るためにも重要。

 

あと、非金属タイヤチェーンに限らず、タイヤチェーンは補助具なので、スタッドレスタイヤとセットで使うようにしてくださいね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA