スタッドレスタイヤを利用する冬の時期がさり、ノーマルの夏タイヤに交換する時期が必ずやってきます。
そんな時のスタッドレスタイヤの保管の仕方ですが、適当に保管するだけじゃスタッドレスタイヤの寿命が短くなる原因にもなります。
今回はそのスタッドレスタイヤの寿命や耐久性、性能を維持するためのスタッドレスタイヤの保管の仕方、保管する時の空気圧、保管場所について紹介していこうと思います。
スタッドレスタイヤを保管する時の空気圧は?
スタッドレスタイヤを保管する時にまず重要になるのが「空気圧」。
普通だったらタイヤの空気圧なんか気にせず、夏タイヤに履き替えたらそのまま保管しそうですが・・・。
スタッドレスタイヤを保管する時は、ホイールに装着したまま保管する方が大半だと思うんですが、そのまま保管するとなるとスタッドレスタイヤの空気圧はそのまま。
仮に、履いていたスタッドレスタイヤの空気圧が2.2〜2.4キロぐらいだったとすると、約1.1〜1.5キロぐらいに抜いておくのがおすすめ。
タイヤの中に空気がたんまり入っている状態で保管するよりも、タイヤの中身に空きをもたせたほうが長持ちし、寿命が長くなるんです。
注意が必要なのは、タイヤの空気圧は自然に減っていくということ。
なので、冬の時期がすぎて夏タイヤに交換した場合は、交換した夏タイヤの空気圧がしっかり入っているか確認しましょう!
空気圧が少ない状態での走行は事故の元なので注意です!
スタッドレスタイヤの保管の仕方は?
スタッドレスタイヤの空気圧は保管の前準備。
じゃあ実際に保管する時はどのように保管すればいいのか?
まず、タイヤを保管する時にまず悩むのが、横に置けばいいのか、それとも縦に置けばいいのか。
結論からいうと、スタッドレスタイヤの保管の仕方は横置き。
なんでかっていうと、タイヤは人間同様に重力の影響を受けます。
縦のまま保管すると、その重力によってタイヤが変形する原因になるんです。
空気圧を抜いた状態であれば、なおさら縦に保管すると変形の原因ですし、スタッドレスタイヤは夏タイヤよりも素材が柔らかいので余計に変形しやすい。
スタッドレスタイヤは次の冬シーズンまで半年以上も先なので、その長い期間の積み重ねでタイヤが変形してしまいます。
もし、どしても縦でしか保管する場所ない場合は、タイヤ自体を動かして保管していた時の地面との接地面を変えるようにしてください。
かなり地味な作業になりますが、スタッドレスタイヤも安くないので、できるだけ寿命期間いっぱいに保管することを心がけてください。
スタッドレスタイヤの寿命についてはこちらでも紹介しているので、一緒に確認しておいてください。
あと、スタッドレスタイヤを保管する時は、水洗いである程度汚れを落とし、陰干ししてタイヤが乾いた状態で保管しましょう!
綺麗な状態で保管しておきたいからと言って、ワックスやスプレーをしてしまうと、タイヤのゴムの劣化の原因になり、寿命が短くなる原因にもなるので注意です!
スタッドレスタイヤの保管場所はどこがいい?
では、スタッドレスタイヤの保管場所ですが、
・雨ざらし、日ざらしにならない場所
・湿気が少ない場所
この2点に当てはまった場所がベストです。
スタッドレスタイヤはゴムなので、雨に濡れ、その濡れた状態で直射日光に当たり続けるようなことがあれば、一気に寿命を縮めてしまいます。
さらに、夏は湿気が多くなる時期なので、湿気が多い場所に保管してしまうと、これまたスタッドレスタイヤの寿命が短くなり、耐久者や性能ダウンにも繋がってしまうんです。
戸建にお住まいの方で多いのは、庭に物置などを設置してそこに保管するというパターン。
しかし、屋外物置に長期間保管すると、夏の温度が高温になってきた時期に物置内の熱で、タイヤの劣化や変形の原因にもなりかねませんから注意です。
ただ、これは一戸建てに住んでいる方向けへの話。
マンションに住んでいる場合は、専用のガレージなどがないことがほとんどなので、自分の部屋まで持っていかないといけなくなります。
ただ、家の中だと邪魔になるため、ベランドに置いたりしちゃいがちですよね。
これはできるなら避けたい。
となると、マンション住まいの場合は家の中に保管するのがおすすめ。
ただ、家の中に保管する場合は、タイヤを地面にそのまま置かないようにしてください。
なかなかそんな方はいないと思いますが、タイヤを部屋の中に置く場合は、新聞紙などペラペラの紙の上ではなく、ダンボールなどの暑いものの上に置いて保管するようにしましょう!
でないと、スタッドレスタイヤのゴムの素材の薬品が暑さで溶け出して、床に垂れてしまう・・・。
そうなってしまった時のイメージはだいたいできると思いますが、そうなってしまった時は手遅れで、賃貸マンションの場合は引っ越しの時にお金を支払わないといけなくなってしまう可能性大です!
保管する時はビニール袋や専用カバーをかけておくとなおよし。
せっかく、保管の準備まではしっかりできているのに、保管方法を少しさぼっただけでマイナスの要素がかなり大きくなってしまうので、スタッドレスタイヤの保管は慎重に行っていきましょうね!
最後に、スタッドレスタイヤを保管しようにも自宅に保管するスペースがないからできないという方もいます。
そんな時はトランクルームと言って保管スペースを確保するサービスもあります。
スタッドレスタイヤの保管サービスについては下記で紹介するので、一緒に確認しておいてくださいね^^
>>スタッドレスタイヤの保管サービスとは?おすすめはトランクルーム!
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